2020/05/15 19:39
那須のふもとの小さな街、西那須野町。
歴史はけっこう浅く、明治時代に印南丈作、矢板武が開墾し、生まれた町だ。
有名人では、U字工事の福田や、議員の渡辺喜美などがいる。
今では合併して那須塩原市という大きな街になってしまった。
そんな西那須野育ちの俺にとって、かけがえの無い町中華がある。
その名は「鴻華」
町の中心部にあり、育ち盛りの学生から作業着のオッサン、地元の年寄りの胃袋をガッチリつかみ続ける、この道40年の老舗である。
俺は中2で初めて鴻華を知り、以来30年近く、ずっと大ファンなのだ。
初来店当時から変わらぬ値段。変わらぬボリューム。
今では地元を離れてしまったが、西那須野育ち、そう、ネイティブニシナスンとして今でもわざわざ食べに行ってしまう程大ファンなのだ。
店内は貫禄すら感じる町中華としては良い意味での汚さ、そして切り盛りしている夫婦は常に喧嘩状態。
まさにバトルレストランと言えるだろう。
初心者には険悪なムードに感じるかと思うが、これがこの店の「味」
オシャレなカフェでボサノヴァがかかっているように、図書館でクラシックがかかっているように、
この店では夫婦喧嘩が行われているのだ。
むしろ、その夫婦喧嘩がまた最後のひと味を決めてくれているのではないかと思う。
からあげ定食550円
この他にも酢豚、にくだんご、五目あんかけやきそば、やさいと肉のかけごはん等々、愛して止まないメニューが当時からそのままの価格で今も提供されている。
そしてこの記事を書きながら若干腹が減ってきている。
ちなみに昼はからあげ定食を食べてきたところだ。(今日もちゃんと喧嘩していた)
と、こんな調子で書き続けるとただの食べログになってしまうので、ここらでTシャツの話を。
作ったのです。鴻華のTシャツを。
フロントはもちろんお店の看板ロゴ。
料理とバトルのイメージで炎を入れたBATTLE RESTAURANT
バックには小さくネイティブニシナスン。
左側のマークは西那須野町のマーク。
ネイティブニシナスン達には説明不要であろう。
けっこう前に完成はしていたが、コロナの影響でなかなか鴻華へ行けず、本日やっとお店の夫婦に渡すことができた。
そして、ネット販売も快諾してくれた。ありがとう鴻華!
鴻華のオバチャンは赤が洗濯で色落ちしないか心配していたが、心配ご無用。
熱転写ラバープリントなので、アイロンと乾燥機に弱いが、色落ちは大丈夫。
そんな郷土愛溢れるこのTシャツ、本日発売いたします!
西那須野関係ない方も鴻華を体験して欲しいな。
西那須野関係ない方も鴻華を体験して欲しいな。